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復国の大地 第2部
¥1,760
照井 裕 著 沖縄からボリビアに移住した男性を語り手に、一族の歴史を壮大なスケールで描いた小説、待望の続編。1944年、米軍の空襲が始まった沖縄で、何が起き、主人公は何を思ったのか。膨大な資料と記憶を編み上げた文章が、高い解像度で読者に迫ってくる。 ■四六判/166ページ ■本体価格 1,600円+税
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まぶいちゃん
¥990
芳賀郁 著 第48回新沖縄文学賞受賞作。表題作のほか九州芸術祭文学賞地区佳作「静音」を収録 ■新書判/148ページ
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青焰記
¥1,870
竹本真雄/著 石垣島を拠点に小説を書き続けてきた著者の、痛いほどみずみずしい感性が宿る短編集。表題作など4編を掲載。 ■四六判/269ページ
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琉精物語
¥1,980
田仲一枝/著 看護師だった母が残した証言と資料をもとに、戦後沖縄の精神科看護の一側面を小説にした意欲作。 ■四六判/324ページ
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ラビリンス—グシク界隈
¥880
ゆしわら・くまち 著 グシク(城)やウガンジュ(拝所)に続く道をたどりながら、住人たちの記憶をさまよう主人公—。73歳が沖縄の精神世界を描く。第47回新沖縄文学賞受賞作 ■新書判/168ページ
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ばばこの蜜蜂
¥880
なかみや梁 著 孫の太一に手伝ってもらいながら養蜂業を営むウシ婆さん。知的障害のある太一だが徐々にその特殊能力を見せ始め、やがて思いもよらぬ行動に出る—。第46回新沖縄文学賞受賞作。最年長での受賞も話題に。 ■新書型/110ページ
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復国の大地 第1部
¥1,870
照井裕 著 移民の曽祖父からの手紙形式でつづられた一族の歴史と沖縄の歴史。壮大なフィクションと、緻密にまとめられた歴史記述が重なり合う独自の一冊 ■四六判/387ページ
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女綾織唄
¥1,650
喜舎場直子 著 第11回新沖縄文学賞受賞作の表題作を含め、故郷・やんばるを舞台にした3編を収録。著者の原点ともいうべき作品集。 ■四六判/183ページ
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琉球的思考の花歌
¥4,180
比屋根薫 著 沖縄の文学・思想を論じ続けた批評家の1970年から2020年までの全仕事を集成 ■四六判上製/718ページ
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『鵯が啼く』
¥1,870
竹本真雄 著 石垣島生まれ・在住の作家の、新聞に発表されたエッセーをまとめた。小説作品の題材にもなった少年時代の思い出、故郷の自然や民俗を描き、文人たちとの破天荒な交歓を回顧する。 ■四六判/229ページ
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タイムス文芸叢書11『テラロッサ』
¥880
しましまかと 著 第45回新沖縄文学賞受賞作を単行本化。イタリアン居酒屋「タヴェルナ・テラロッサ」を舞台に、戦後農連市場と赤土の記憶を紡ぐ物語。 ■新書型/114ページ
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『私の来歴─玉木一兵短編小説集』
¥2,200
玉木一兵 著 県内文学賞を総なめにした著者が受賞作と初期短編をまとめた、原点にして集大成の作品集。巻末に主要著書・作品一覧付。 ■四六判/283ページ
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『志乃の花笠』
¥1,650
喜舎場直子 著 琉舞師範であり新沖縄文学賞受賞者が、その知見を活かして描いた長編小説(「那覇文藝 あやもどろ」連載)。自らの恋を「伊野波節」に重ね、舞う若き女性の恋物語。 ■四六判/138ページ
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『少年の橋』
¥1,870
竹本真雄 著 八重山で創作活動を行う竹本真雄氏の初期作品集を刊行。短編6作品を、時間をかけ熟成し小説家の原点をいま世に問う。 ■四六判/200ページ
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タイムス文芸叢書10『涼風布工房』
¥880
高浪千裕 著 選考委員から「歴代受賞作の中でも最高のレベル」と絶賛された第44回新沖縄文学賞受賞作と、九州芸術祭文学賞地区優秀作(長崎)の「アサガオ」も収録。 ■新書型/136ページ
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タイムス文芸叢書 別冊『一九の春』
¥880
中川陽介 著 「唐船ドーイ」の主人公、私立探偵・新垣ジョージのその後の活躍を描く。二つの“事件”が並行し、スタイリッシュな会話とともに、コザ、那覇、宮古とそれぞれ雰囲気の異なった街を舞台にするという意欲作。 ■新書型/191ページ
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『ひょう風』
¥1,870
竹本真雄 著 石垣島で執筆活動を続ける著者の小説作品5編を収録。 ■四六判/236ページ
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タイムス文芸叢書08『Summer Vacation』
¥770
儀保佑輔 著 ネット社会と現実の人間関係を交差させながら若い世代のつながりと断絶を描く第43回新沖縄文学受賞作と、3年前の佳作作品を収録。 ■新書判/138ページ
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名桜大学やんばるブックレット①『文学と場所』
¥1,100
名桜大学 編 新たな「やんばる」像の発見・構築を目指した新シリーズがスタート。やんばる出身の作家、やんばるを描いた文学作品などを解説。 ■A5判/147ページ
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タイムス文芸叢書07『カラハーイ』
¥770
梓弓 著 第42回新沖縄文学賞受賞作を単行本化。伊是名島の美しい風景と、二つの青春が交差する劇的な展開を、疾走感ある文章で描いたファンタジー。 ■新書判/116ページ
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『南瞑の文学と思想─「沖縄タイムス 文芸時評」2007~2011年』 平敷武蕉 著
¥2,530
南の大海原(南瞑)から生まれた文学とは─。約5年にわたり続けれた連載をまとめた待望の批評集が刊行。文芸時評でありながら、沖縄の〈情況〉と〈思想〉にまで切り込んだ軌跡。 ■四六判/395ページ
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タイムス文芸叢書05 『バッドデイ』 黒ひょう 著
¥770
第41回新沖縄文学賞受賞作。70年前と現在が交差する展開を、クールでテンポある文体でつづった沖縄文学の新たな傑作。意表をつく題材を扱った意欲作「魂り場」も収録。 ■新書判/121ページ
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タイムス文芸叢書04 『父の手作りの小箱』 長嶺幸子 著
¥756
第41回新沖縄文学賞受賞作が早くも単行本化。女性の複雑な心境を丁寧な筆致で描いたと高評価。児童文学賞を受賞した「美乃利の季節」も収録。 ■新書判/109ページ ■定価 本体700円+税
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タイムス文芸叢書03 『燠火(おきび)/鱗啾(りんしゅう)』 竹本真雄 著
¥770
第25回新沖縄文学賞受賞作「燠火」に、同じくハブ、不可解な死、少年の日の回想という素材を用いて描いた近作を併せて収録。 ■新書判/114ページ